暮らしのしおり

日常を愛する主婦のブログです。

みんな違ってみんないい

こんばんは!


妹が来てくれているので、懐いている子どもたちは妹と一緒に寝てくれて助かっています。

夜ゆっくり布団で本を読みながら眠れるって最高です。

ちなみに吉本ばななさんを読んでいます。


昨日は次男の学芸会がありました。

珍しくこの数週間、次男は風邪を引かなかったので、たくさん練習に参加でき準備バッチリで臨み大活躍でした。

長男がこういう発表が苦手だったので、得意な次男の様子を見ると倍の感動が毎回あります。

大勢の前で固まってしまう長男と、先生に追加の役まで与えられて大声でセリフを言える次男。

親として両極端の2人を見せてもらっていろいろ学ばせてもらっているなと思います。

長男もこういうことが得意だったとしたら、次男の発表を見ても何とも思わなかったと思います。

子どもなら当たり前に与えられた役をみんなできるんだなぁと思っていたことでしょう。


同じ親から生まれた子どもたちでさえ本当にいろいろで、生まれ持った才能や資質というのは間違いなくあるなと2人を見るとよくわかります。

どちらがいいとか悪いじゃなくて、みんな違ってみんないい。

これは服部みれいさんの本にも書いてあった言葉ですが、みんなそのままで完璧な存在です。

矛盾するようですが、同時に不完全さも持ち合わせていて、その上でみんな完璧なんだと思います。

人は不完全だからこそ、そのままで完璧な存在。

だからこそ、みんなこの地球上で自分の役割があって自分を活かすことができる。

みんなが度胸があって、器用で頭もよくて、運動もできるなんてことがあったら、私たちの世界はとてもつまらないものになっていたはずです。

歌が得意な人、料理が得意な人、走るのが得意な人、おもしろい話ができる人、そんなそれぞれの個性が活かせる社会がとても面白いなと思います。

それは例え仕事でなくても、お風呂掃除が好きで得意だとか、家族の会話を盛り上げてくれるとかそういう小さな得意なことも同じです。

お互いがフォローし合って成り立つ空間だったら、みんなの居心地が良くなって、みんなが楽に生きられて素敵だなと思います。

家族やクラスメイトは自分で選べないからこそ、その役割分担がうまくいかなくて苦しくなることがあるかもしれないけれど、必ず自分を活かせる場所が誰にでもあるのだと私は信じたいです。

子どもたちみんなが、そんな場所を見つけられるような社会になってほしいです。

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