暮らしのしおり

日常を愛する主婦のブログです。

帰省中に思うこと

こんばんは。

子ども2人と実家に帰省しています。

私の親は本当に孫をかわいがっていて、何ヶ月も前から私たちの帰省の計画をたてて、飛行機の片道分はお金出してくれるし、孫の服も買っておいてくれたり、滞在中はおいしいものも食べさせてくれたり、とてもとても恵まれていると思う。

そもそも母は、わたしがこどもだったころ、わたしたち娘3人のことも大切にしてくれ、子どもたちと過ごすことが生きがいみたいな人でした。
それが重くて、10代の後半から反抗して喧嘩ばかりのときもあったくらい。
大学も地元以外を選んだのは、とにかく母の愛情から距離をおきたかったというのが大きい。

その対象が今は孫になり、近くの姉の子ども2人を母親のレベルで面倒見ていてちょっとやりすぎだな、姉も頼りすぎだなと思うほど。
(わたしには関係のないことなので、口出しはしない。)

帰省のとき飛行機のお金を出してくれるというのは、飛行機の予約を勝手に取られてしまうので、ほぼ強制的に帰省しているようなもの。笑
わたしは面倒くさがりで(予約の手続きも子どもの分の支度も移動時の世話も嫌)、帰省するお金でどこかに旅行したいなと思うこともあるけれど、親孝行かなと思って帰っている。
何より子どもたちは甘やかしてくれるじいじばあばが大好きなのです。
それを考えると、わたしの面倒くささのために帰省を減らすのは良くないと思って年に1〜3回は帰っている。

でも、やはりわたしは18のとき実家で暮らすのが嫌で出ているから、ずっと実家にいるのは疲れてしまう。
嫌いじゃないけれど、適度な距離は必要という感じ。
やっぱりいくら母娘であっても、全くの他人なんだなぁと当たり前のことを再確認して帰ることになるのです。
しばらく帰らないでいたいなと思うこともあるのだけど、災害とか病気とか何かあったときに頼れるのは親や姉妹だなと思うから、いい顔をしておきたいという下心みたいなものがまだあって、完全に冷たくすることはできないわたしはとても弱い。

よく友達には、良い実家でいいねというようなことを言われるのだけれど、滞在中いろいろ面倒見てもらう分、気も使う必要があって精神的には楽かと言われたらそうでもない。
いろんな本にも書かれていることだけど、本当に家族は難しくて、不思議な関係だなと思うけど、中でも母娘は、夫と義母の関係とは全然違う。

特にうちの母が孫や娘の世話をするのも大好きだから、いろいろやってもらっているという弱みを握られている気持ちになる。
こちらとしても帰省しなきゃとか、逆に来た時には暖かく迎えるとか、家族のイベントには参加必須とか。
いわゆる仲良し家族っていう感じのことが大好きなのです。
そして、一般的にはそれはとてもいいことだと思うから、わたしは罪悪感を感じて自己嫌悪にもなる。

母にはそんな見返りを求める意識はないのかもしれないけど、娘としてはそう感じてしまう。
母が優しくよくしてくれる分それが重荷になっていくなんて、わたしの性格が曲がっているのかもしれない。
けれど、相手を信用して対等でいたいと思うならば、一線を引いて1人の大人として引くところは引いて接してほしいなとも思う。
逆に姉は、世話も焼かれても、「ありがとう〜!ラッキー!」くらいにしか思っていないから、今の環境のままで居心地がいいのだと思います。

姉のように思っていれば楽なのだろうとはわかっているのに、適度な距離の母娘を見ると羨ましく感じてしまうわたしです。


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