暮らしのしおり

日常を愛する主婦のブログです。

クローゼットの整理と、宝物のことば

こんにちは!

昨日の夕方から今日にかけて結構雪が降りました〜。
冬は雪かきしないと運動不足だからちょうどいいとしよう。

今日はクローゼットの整理の日と決めていたのだけれど、ロキソニン飲んでも頭が痛いのでちょっと休憩してから。

なんとか綺麗にできてよかった!
この3着は明日リサイクルショップに持っていく!


ところで、わたしの最も好きな小説の一つに吉本ばななの「デッドエンドの思い出」があります。同じ題の短編集に入っていて他の物語も好きです。
(あまり同じ小説は何度も読み返さないのだけれど、これと村上春樹の「ノルウェイの森」はつい読み返してしまう。
あと江國香織の「神様のボート」も好きです。)


「デットエンドの思い出」の中のセリフに、大好きなセリフがあって。

「俺にはわかるんだ。ああいう人って、ものの見方がすごくパターン化しているんだよ。あのね、ずっと家の中にいたり、同じ場所にいるからって、同じような生活をしていて、一見落ち着いて見えるからって、心まで狭く閉じ込められていたり静かで単純だと思うのは、すっごく貧しい考え方なんだよ。でもたいていみんなそういうふうに考えるんだよ。心の中は、どこまでも広がっていけるってことがあるのに。人の心の中にどれだけの宝が眠っているか、想像しようとすらしない人たちって、たくさんいるんだ。」

吉本ばななは、わたしの人生の道しるべとなるような言葉を小説やエッセイに散りばめてくれていて、それを見つけるととてもうれしい。
わかってくれて励ましてくれてありがとうって思う。
吉本ばななのほとんどの小説やエッセイを読んでいると思うけれど、私の心のメモにたくさんのことばが残っていて、何かに傷ついたり正解がわからなくなったりしたときはいつでも立ち戻って考えさせてもらっている。

本があってよかったと心から思う。
現実の世界でこういうことばをもらったことはなくて、人生の支えとなることばってそんなにたくさんあるものじゃないから、これからもお守りとして大切にずっと持っていたい。

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