こんにちは。
（本だけは減らせない）
私の人生で一番大きな出会いだと思うのが、ドミニック・ローホーさんとの出会い。
出会いと言っても会ったことはなくて（笑）、ドミニック・ローホーさんの本との出会いです。（いつかお会いするのが夢です。）
今でこそミニマリストという言葉は広まっていますが、物を減らすとかシンプルに暮らすとか簡素に暮らすとか、
そういうことを最初に教わったのが、ドミニック・ローホーさんの著書「シンプルリスト」でした。
私が新卒の会社を辞めて、一番苦しかった頃。
今から10年以上も前。
実家に戻って、勉強のために通っていた地元の図書館にその本は置いてありました。
すがるような気持ちでいろいろな本を勉強の合間に読んでいたけど、「シンプルリスト」に出会ったとき、人生のどん底にいた私に明るい光が差しました。
その光に導かれるように、実家の自分の部屋にあった古い思い出の物たちを一気に捨てました。
高校卒業までいた部屋なのでまだ残っていた学用品や、東京にいるときに買ったたくさんの服やバッグなども減らしました。
DIYで昔に作った棚とかもう読まない本とか、別に物で溢れかえっていたわけでもないけれど、「シンプルリスト」の通り、一つの役割のものにつき一つ残していきました。
例えば、香水は一つ、マニキュアは一つなど。
それだけで、私の周りの澱んだ空気が綺麗になったんだと思います。
次の就職までの間、いろんな仕事も経験したし、出会いもありました。
そして孤独で辛かった分、たくさんの本を読み深く物事を考えて吸収していきました。
ドミニック・ローホーさんの本は全部読んだし、たくさんのことを今でも教えてくれます。
何気ない日常の大切さ、孤独の価値、物を減らせばいろいろなことから自由になること、私の人生の指針となるようなことをたくさん教わりました。
いつもふと悩んだときに、ドミニック・ローホーさんの本からヒントをもらいます。
京都に住んでいるようなので、いつかお会いしに行ってみたいなぁなんて夢見ています。
