暮らしのしおり

日常を愛する主婦のブログです。

豊かに生きたい

まだまだ肌寒い日も多い北海道ですが、それでもだいぶ暖かくなってきて過ごしやすいです。

仕事をして、家事して、帰ってきた子どもの相手をしてってやっていると、ブログを書く時間がなかなか取れなくて自分の不器用さが嫌になる。
わたしにとってブログは、等身大の自分と向き合う大切なツールなのでちゃんとどこかで取らないとだめですね。
明日からは仕事のあとお昼ご飯を食べる前に時間をとるようにしたい。

ただ、最近大原扁理さんの「年収90万円でハッピーライフ」という本をまた読み返していて、何でもかんでもやろうと普通を求めなくてもいいのかなぁと肩の力が抜けた。
大原扁理さんは、週に数日だけ働いてあとは、悠々自適な生活を送っている。
簡単に言えば、別に進学しなくたって、就職しなくなって、結婚しなくたって楽しく生きていけるよっていうことが書いてある本なのだけど、ただただ幸せそう。
「寂しい生活」の稲垣えみ子さんとも少し通じるところがあって、側から見たらお金をかけない寂しい生活なのかもしれないけれど、本当の豊かさってこういうことなのかなと思わされる。
わたしは、この「豊か」かどうかっていうのを価値観でとても大切に思う。
大原さんも稲垣さんも、毎日好きなことに対して真剣に生きている感じがする。

例えば海外旅行にバンバンいっている家庭といつも家でばかり過ごす家庭がある。
表面上は、たくさん海外に行けていろんな世界を見て経験して美味しいもの食べて幸せそうだなって思う。
でも、ずっと家にいる人が平凡で豊かじゃないかというと必ずしもそうじゃない。
近所の景色の変化を毎日見て楽しんでいるのかもしれないし、簡単な手料理だとしても心から食べたいものを好きなように作って食べているかもしれない。庭の手入れを楽しんでいるかもしれないし、日々の掃除を楽しんでいるかもしれない。

大人になってよかったなと思うことの一つは、表面だけで物事を判断しなくなったことだと思う。
毎日のささやかな家事やどんな小さなことだって、意思を持って心を込めてやったことには必ず学びがあって、成長がある。
魂の成長みたいなものに、経験の大きさはあんまり関係なくて、心の向け方が大事なのかなと思っています。
そんな経験をたくさんしている人が、豊かな人なのであって、わたしもそんな人になりたい。

大原さんのように、自分のやりたいこと、やりたくないこと、快、不快に真剣に向き合って自分の人生を生きるってかっこいい。
わたしは無意識に多数派、常識に流されていきてきたから。
今は個の時代と言われるように、ちゃんと自分のやりたいこと、好きなこと、やりたくないことをしっかり知って豊かな生活を送りたいです。
余白を作って心のチューニングも忘れずに。


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