暮らしのしおり

日常を愛する主婦のブログです。

社会での自分の居場所を見つけることは

子どもが2人とも学校へ行くようになって、幼稚園バスを待つ生活から8時前に自分で登校してくれる生活になった。

これがなかなか快適で、8時から自由時間が始まる。
8:30ころから毎日始業。
11時頃に仕事を終えて家事を済ます。
少し休憩したら、子どもが帰ってくる。
そんなリズムになって今まで親子でこなしていたタスクが、子どもは子どもの、わたしはわたしのものとなって、ほんの少しだけど子どもの手が離れた感覚がある。

学校の行事は多いし、雨の日は途中まで一緒に歩いたり、下の子の下校が1人のときは迎えに行ったりとまだまだやることはあるのだけど、最悪自分の足で歩けて、食べられて、寝られるみたいな最低限のことは子ども自身ができる感覚がなんだかうれしい。
それをさみしいと思う人もいるのかもしれないけれど、わたしは普通にうれしい。

春はなんだか落ち着かなくて、毎年春になるとこのままでいいのかな、なにかしなければという焦燥感に駆られていたのだけど、今年は仕事をしているという安心感みたいなものがあって心が安定している。
わたしの今の生活環境で仕事をすることは、わたしにとって結構ハードルが高いのだけど、社会の一員として生きているという感覚がわたしには必要だったのかもしれない。
だからブログも始めたんだと思う。
別にボランティアでも推し活でもサークルでもいいのだけど、子どもや夫のこと以外で自分の居場所みたいなものがなかったから、どこかに所属している感覚がうれしい。
そもそも趣味とかで何かに所属して熱中できるものが家の中以外であればよかったのだけど、内向的なわたしにはそれもハードルが高い。
だから在宅ワークで直接人と合わずにゆるく所属してるくらいがちょうどよい。
これが嫌なパートだったら本当に最悪なパターンになるところだったけど、それも今のところ大丈夫。(2年前はそうでした)

自分の居場所を社会で見つけるって難しい。
子育てで時間の制限があるし、狭いコミュニティの田舎で母や妻でないわたしとしていられる場所を見つけるって難しいな。
今までパートをしても、夫の地元だからすぐに夫を知っている人や保護者として繋がりがある人がいて、わたしはわたしでいられなかった。妻や母のわたしとして振る舞うしか自分を出せないので、いつも緊張感があるような感じ。
結婚してから田舎にばかり住んでいたのでずっとそんな感じでちょっと息苦しかったなぁ。

だからこうしてブログで1人の人間としていられる場所があることもすごく大切なことなんだと改めて思う。
結婚っていいこともたくさんあるけど、〇〇の妻っていう肩書きがなんだか重荷になることもある。
わたしが自意識過剰でいろいろ考えすぎなだけなのだけど。
とにかくわたしの夫や子どもを知らない人と接するのは、なかなかいいものだなぁなんて思います。


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