こんにちは。
珍しくパソコンからブログ更新です。
先日のブログにも書いた通り、気分の落ち込みがあったから自律神経も乱れていただろうし、その影響でホルモンバランスも乱れて生理前のニキビが増えていました。
大きいのが3つ4つ。
それがまた、気分を下げる悪循環です。
女性なら知っている方も多いのかもしれないけれど、生理周期とともに卵巣から分泌される女性ホルモン的働きをするエストロゲンと男性ホルモン的働きをすプロゲステロンの量が変動しています。
排卵前にはエストロゲンが増えて、排卵後はプロゲステロンが増える。
図を書いてみました。
これらの増減に伴い、人によってさまざまな問題が生じるのです。
プロゲステロンは、妊娠の準備のためのホルモンで基礎体温を上げ子宮内膜を安定させる働きがあるそうですが、男性ホルモンに似た働きをするので肌の皮脂を増やす作用もあり生理前にニキビができやすくなるのです。
ピルは、これら二つのホルモンに作用する薬で、ニキビを含めて生理に関する様々な症状の改善に使われます。
ピルを飲みことによってエストロゲンとプロゲステロンの増減が抑えられ、ホルモンバランスに関するさまざまな症状が改善される仕組みです。
しかし、わたしは前兆のある片頭痛を慢性疾患として持っているので、ピルの服用が禁忌(絶対にいけない)なのです。
エストロゲンは血液を固まりやすくする作用があり、わたしのような頭痛持ちはさらにそのリスクが高まるためです。
ピルを飲むことは諦めていて、ニキビに悩んでいても皮膚科に行くしかわたしに手だてはないと思っていました。いろんな皮膚科へ行ってもよくなってもまた繰り返します。
生理前にできる数個のニキビのためにわざわざ混んでいる婦人科へ行くなんてと気も引けていたのです。
でも今年は35歳ということもあって、今までしていなかった健康診断を受けるなど、体に目を向ける年として位置付けていました。
子宮頸がん検診のタイミングでもあったことと、近くの産婦人科が分娩をやめたことで婦人科となり行きやすくなったのもあります。勝手に妊娠で大変な人が多いのにニキビくらいでと思ってしまっていただけですが。
そして先日、初めて婦人科でニキビと片頭痛でピルが飲めないことも相談しました。
男の年配の先生は馬鹿にすることもなく親身に相談にのってくれ、エストロゲンを含まないホルモン剤「ジエノゲスト0.5mg」を処方してくれました。
本来は月経困難症の方のための薬なのですが、ピルと違ってプロゲステロンのみしか含まずピルが飲めない人のPMS改善などに使われるそうです。
エストロゲンは自分のコントロールのままで、プロゲステロンのみに作用して増減を減らし安定させます。
避妊の効果も多少あり、排卵も起こらず生理も止まります。
プロゲステロンのみを飲むなんて、余計に皮脂が増えてニキビが増えるんじゃないかと不安に思ったのですが、増やすというよりはちょうどよく調整してくれるイメージだそうです。
急激なホルモンの増減の変化が起きなくなるので、ニキビ改善にはピルほどではないけど少しは効くよと先生も言っていました。
実際に飲み始めて5日目ですが、今のところニキビは新しくできていないません。
このまま次の生理前のニキビ(生理はこないのですが)に効くのかまたこちらで書きたいと思います。
ちなみにジエノゲストは1mgと0.5mgがあり、わたしは0.5mgのほうで、ごく少量の穏やかに作用する黄体ホルモン剤なのでピルのような副作用も今のところなく、ピルが合わずに悩んでいる人にも勧められる薬だそうです。
ただデメリットとして、不正出血があり、こちらもいつ出血が止まるのかまたレポしたいと思います。
ニキビは肌に現れる疾患ですが、大人になってもできる人はやはりホルモンが関係している人が多いようです。
特に皮膚科に行っても治らない人や25歳以上になってもニキビができる人は、ホルモンバランスが関係していると思っています。
バランスを整えるために、睡眠をたくさんとったり、ストレスを減らしたり、運動や冷えとり、食事改善などさまざまなことに取り組むわけですが、どれも完璧にやろうとするのは難しいです。そしてそれがまたストレス、、、
そんなわけで、わたしは病院で勧められられたジエノゲストを始めてみました。
ごく少数かもしれないですが、同じようにニキビやPMSに悩んでいるけれど、ピルが合わない方の参考になればと思って書きました。
小さな悩みかもしれませんが毎月のことなので、続くとつらいものです。
この薬が合って、ニキビに悩まない生活が送れたらなあなんて思っています。
もちろんそれ以外にもできることはやってみます。
同じようなかたいましたら、メールやコメントで教えてくださいね。