暮らしのしおり

日常を愛する主婦のブログです。

ぜんぶ、愛おしい日々

こんにちは。


北海道も夏らしく暑い日が続くようになってきました。
田舎なのでカナヘビというトカゲ?がよく出るのですが、その姿を見るようになると夏が来たなと感じます。
(本当は苦手で出ないでほしい、、、)

昨日は次男が咳で休んだけれど、今日は無事登園した。
喘息で休んでばかりだった次男がたった1日休んだだけで登園できるなんて成長に驚く。
辛くて大変な日々はずっと続くわけじゃないんだなぁ。


仕事してたときもわたしはそうだったけれど、育児と家事の毎日は、進歩がない退屈な日々だと感じることがある。
でも振り返ってみたときに、今日みたいに次男の成長を感じて、あの看病ばかりでなんの進歩も成果もなかった(と思っていた)日々が無駄じゃなかったんだなとわかる。

今日もなんにもできなかった
目に見える成果が出せなかった
家族以外の誰とも会わなかった
まともなご飯も食べられなかった
子どもを抱っこしていただけだった
買い物さえまともに行けなかった
適当な服に適当な化粧しかしてなかった
寝てただけの一日だった

そんな風に思える一日だって、必ず進んでいる。
そんな日々の積み重ねで子どもは成長しているし、わたしだって学んでるし、作り出しているものがあると思う。
そんな無意味だと思われる一日が子どもにとっては愛情だったり、覚えてないとしても心の中奥深くにそれが伝わっていて支えとなってくれると信じている。
日々のささやかな愛情がバリアみたいになって、子どもたちを見えない何かから守ってくれていたらいいなと思う。
夫にもそうだったらいいな。

逆にわたしたち大人もそんな風にして、誰かから守られているんだと思う。
両親や祖父母のちっぽけな愛情の行為が積もり積もってわたしたちを築き上げてくれている。

だから、わたしは人のどんなにちっぽけな行為でもバカにしたくない。
目に見えてお金を稼いだり、成果をあげたりしている人が偉いなんてことは絶対ないと思う。
そんな人だって、みんなおじいちゃんやおばあちゃん、お父さんお母さんからちっぽけな愛情をたくさんもらってきたはず。

そんな小さな目に見えない誰からも褒められないような行為が積もり積もって今を作っているから、どんな一日だっていいんだと今日元気に登園した次男を見て思う。

寝てばかりの一日だって、家の中でこもりっきりの主婦だって、心の中は遥か遠くまで広がっている。

そんなことを想像できる大人でいたいなと思います。


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